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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科13巻1号

1985年01月発行

文献概要

総説

てんかんと小脳

著者: 六川二郎1

所属機関: 1琉球大学脳神経外科

ページ範囲:P.7 - P.14

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I.はじめに
 陣内伝之助教授の御指導のもとにてんかんの研究をはじめた私は,発作性興奮のインパルスの伝導から始まって,興奮機構の存在と様相を解明することに興味を抱いてきた71,72)
 その後,同門の岩田(1967)46)や小林(1972)56)らの研究により,脳内に抑制機能が存在することが判明され,Jung und Tönnies(1950)52)の仮説から出発した発作性興奮に対する促進と抑制機能の相互関係に注目せざるをえなくなった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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