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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科13巻1号

1985年01月発行

文献概要

研究

実地臨床における持続頭蓋内圧測定法の諸問題—各種測定法の比較から

著者: 有賀徹1 佐々木勝1 坂本哲也2 山下雅知2 堤晴彦2 豊岡秀訓2 三井香児2 高倉公朋3

所属機関: 1公立昭和病院脳神経外科 2東京大学医学部附属病院救急部 3東京大学医学部脳神経科

ページ範囲:P.27 - P.34

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I.はじめに
 原因の如何を問わず,重症脳不全の管理において,持続的な頭蓋内圧(intracranial pressure,以下ICP)測定に意義のあることは衆目の認めるところである.しかしその方法は,対象疾患によりまた施設間においてもさまざまであり,共通の場における議論を難しくしている.主に脳外傷などの重症脳障害患者を数多く取り扱う当施設での必要性から,種々のICP測定法について比較検討する機会に恵まれたので,その経験をここに総括する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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