icon fsr

文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科13巻10号

1985年10月発行

文献概要

No Man Alone

著者: 古和田正悦1

所属機関: 1秋田大学脳神経外科

ページ範囲:P.1039 - P.1039

文献購入ページに移動
 この「No Man Alone」という言葉はWilder Penfield教授の自叙伝の題名で,本誌の読者でしたらご存知の方も大勢いらっしゃることと思います.実は,この言葉を最も適切な日本語に訳される方がいらっしゃらないかと思い,あえて筆をとりました.Montreal Neurological Instituteに学ばれた方が少なからずおられることと思いますし,またPenfieldファンの方のお智恵も拝借できればと考えた次第です.
 自叙伝の内容は以前に本誌の「先達余聞」(第9巻644頁,1981年)で,九大の北村勝俊教授が紹介しておられます.この言葉は自叙伝の中心的理念を表現したもので,「No man alone could do what to be done」ということであり,原著のなかに繰り返し出てきます.直訳すれば「事は独りで為しえない」とでもなるのでしょう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら