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総説
超音波Bモードによる脳の術中モニタリング
著者: 堤裕1
所属機関: 1東京逓信病院脳神経外科
ページ範囲:P.1041 - P.1050
文献購入ページに移動X線CT scanで頭頂葉の皮質.下に転移性腫瘍と思われる小さなmass lesionが検出された.開頭して硬膜を開いてみたものの,視診,触診いずれも腫瘍の局在が判断としない.このような際neurosurgeonはどうやってその局在を確認しようとするであろうか.
視床に嚢胞性の病変がある.摘出は無理だが,せめてOmmaya’s reservoirを入れたい.できればbiopsyもしたいが,stereoでやる十分な自信もない.このような時neurosurgeonはどのように対応しようとするだろうか.
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