icon fsr

文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科13巻10号

1985年10月発行

文献概要

症例

硬膜下血腫と脳内血腫がほぼ同時期に形成された細菌性動脈瘤の1例

著者: 糟谷英俊1 清水隆1 田鹿妙子1 喜多村孝一1 岡田典子2 洲鎌倫子2 福山幸夫2

所属機関: 1東京女子医科大学脳神経センター脳神経外科 2東京女子医科大学小児科

ページ範囲:P.1109 - P.1113

文献購入ページに移動
I.はじめに
 細菌性動脈瘤は抗生物質の使用により減少し,現在では稀な疾患であるが1),近年開心術の増加に伴い,術後の合併症として報告され5,14),注意が喚起されている.今回,開心術の既往があり,細菌性心内膜炎の症状出現以前に,硬膜下血腫と脳内血腫がほぼ同時期に生じた細菌性動脈瘤の1症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら