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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科13巻11号

1985年11月発行

文献概要

症例

脳内出血を伴ったGiant cell glioblastomaの神経管外転移を呈した1剖検例

著者: 新村富士夫1 陳美利1 伊藤輝一1 有輪六朗2

所属機関: 1都立大久保病院脳神経外科 2都立大久保病院検査科病理

ページ範囲:P.1245 - P.1250

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I.はじめに
 原発性脳腫瘍のち,腫瘍内出血を伴い,かつ神経管外転移を示す症例は稀である.
 われわれは,脳内出血で発症した71歳男性の血腫周辺組織から巨細胞性膠芽腫と診断した脳腫瘍を認めた.発症9ヵ月後に右鎖骨上窩リンパ腺転移を起こし,剖検の結果,巨細胞性膠芽腫の広汎な神経管外転移と診断された症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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