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研究
大きな脳下垂体腺腫の臨床的検討—特にその生命予後を中心として
著者: 橋本信夫1 山下純宏1 山上達人1 小島正行1 半田肇1
所属機関: 1京都大学脳神経外科
ページ範囲:P.1299 - P.1303
文献購入ページに移動CTと内分泌学的検査法の普及によって,脳下垂体腺腫のうち相当数のものが,トルコ鞍内に限局する,あるいは軽度の鞍上進展を示す比較的小型のmassとして発見されるようになった.ほぼ時を同じくして,薬物療法の発達と6,8)transsphenoidal surgeryの改良1),普及がなされたことによって脳下垂体腺腫の治療の安全さと確実さは飛躍的な向上をみている.
しかしながら,今なお巨大腺腫として発見される場合も少なくなく,治療法の選択に苦慮するところである.
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