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研究
徐放性抗癌剤ペレットによる脳腫瘍136例の治療成績
著者: 織田祥史1 上条純成1 奥村禎三2 徳力康彦2 山下純宏2 半田肇2 青山育弘3 端和夫4 森惟明5
所属機関: 1大津赤十字病院脳神経外科 2京都大学脳神経外科 3北野病院脳神経外科 4札幌医科大学脳神経外科 5高知医科大学脳神経外科
ページ範囲:P.1305 - P.1311
文献購入ページに移動細菌に対する抗生物質の発達に比較して,制癌剤は,正常細胞には障害を与えず,癌細胞のみを選択的に破壊するという意味での選択的毒性は低く,その副作用のために癌の化学療法はまだ満足できる状態には至っていない.
これらの解決方法の1つとして,単一薬剤の分割投与方法,投与量の工夫や,併用療法などが工夫されてきたが,いずれもまだ不十分である.
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