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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科13巻2号

1985年02月発行

文献概要

症例

顔面神経鞘腫—2症例の報告

著者: 龍浩志1 文隆雄1 植村研一1 横山徹夫1 中島正二1 西沢茂1 嶋田務1 内山晴亘1 野末道彦2 星野知之2

所属機関: 1浜松医科大学脳神経外科 2浜松医科大学耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.225 - P.231

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I.はじめに
 顔面神経鞘腫(以下VII-Nm)は,極めて稀な腫瘍で,これまでに114例が報告されているのみである.顔面神経麻痺の患者をみた場合に,この疾患を念頭に置いておかなければ見過してしまう危険がある.われわれは最近このVII-Nmを2例経験し,これまで報告されていないCT上の所見で興味ある知見が得られたので,諸家の注意を喚起する意味でこの2症例を文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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