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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科13巻4号

1985年04月発行

文献概要

研究

高ピーク出力炭酸ガスレーザーとYAGレーザーの同軸複合照射に関する研究—脳組織への影響について

著者: 露無松平1 山崎信吾1 黒岩俊彦1 鈴木龍太1 武井秀憲1 鈴木健一1 稲葉穰1

所属機関: 1東京医科歯科大学脳神経外科

ページ範囲:P.417 - P.423

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I.はじめに
 現在各種レーザー手術の有用性が認識され,われわれも1978年から炭酸ガス・レーザー(連続発振型conti-nuous wave,以下CWと略す)を臨床的に使用し7,8),次いで1982年に高ピーク出力,炭酸ガスレーザー(highpeaked puise wave,以下PWと略す)により動物実験を行い,すでに発表してきた15).しかしPWのみでは切開に適しているが凝固止血に適さず,ヤグレーザー(以下YAGと略す)ではその逆である.最近,止血凝固と切開を同軸・同時に照射できる機種が開発されたので,その有用性,安全性,問題点につき検討するため動物実験を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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