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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科13巻6号

1985年06月発行

文献概要

研究

Halo vestの使用経験

著者: 小柳泉1 井須豊彦1 岩崎喜信1 秋野実1 宮町敬吉1 杉本信志1 阿部弘1 斎藤久寿2 井原達夫2

所属機関: 1北海道大学脳神経外科 2釧路労災病院脳神経外科

ページ範囲:P.615 - P.621

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I.はじめに
 頸椎外傷や頸椎固定術後の外固定としては臥床による安静が広く行われているが,長期間の臥床は,患者の苦痛も大きく,体位交換や清拭の際に頸部が動く可能性もある.
 われわれは1982年以降,強力な頸椎の外固定を必要とした症例に対してHalo vestを使用してきたが,多くの症例で早期離床が可能であり,固定性もほぼ満足できるものであった.われわれのHalo vestの使用経験を報告し,その有用性について検討を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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