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症例
CT-guided stereotaxic systemによる定位的小脳血腫除去術—側方からのアプローチ
著者: 新妻博1 大槻泰介1 大山秀樹1 鈴木二郎1
所属機関: 1東北大学脳研脳神経外科
ページ範囲:P.767 - P.771
文献購入ページに移動CTを用いた定位的脳内血腫除去術は,Backlundら1)により始められ,その後,林ら4),駒井ら2),松本ら7)の努力により,特に本邦にて発展・普及し,すでにその有用性は確立したといえる.このなかで,後頭蓋窩,特に小脳出血に対する定位手術については,アプローチの方法などでいくつかの問題点が残されている.
著者らは,CT用定位脳手術装置を用い,CT室にて局麻下に定位脳手術を行っているが12),今回,3例の小脳出血に対して,仰臥位にて頭部を健側に30-40°傾け,側方からアプローチすることにより,比較的容易に血腫除去を行いえたので報告する.
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