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症例
Pleomorphic xanthoastrocytoma(Kepes)の1症例
著者: 武家尾拓司1 中村成夫1 西本詮1 田淵和雄2
所属機関: 1岡山大学脳神経外科 2香川医科大学脳神経外科
ページ範囲:P.773 - P.777
文献購入ページに移動グリオーマの細胞生物学的悪性度は,一般にその病理組織像に深く関係している.しかし,1979年Kepesらは比較的若年者にみられるグリオーマのうち一見悪性の組織像にもかかわらず良性の臨床経過を示す症例があることに注目し,その特徴的組織像からpleomorphic xanthoastrocytomaという名称を提唱した.今回われわれは,臨床病理学的にいわゆるpleomorphic xanthoastrocytomaと考えられる1症例を経験したので,若干の考察を加えて報告する.
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