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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科13巻7号

1985年07月発行

文献概要

症例

von Recklinghausen病にみられた頸部Dural ectasia

著者: 花北順哉1 近藤明悳1 山本義介1 西原毅1 絹田裕司1 田中まや子2

所属機関: 1静岡県立総合病院脳神経外科 2静岡県立総合病院神経内科

ページ範囲:P.785 - P.789

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I.はじめに
 von Recklinghausen病では,全身のさまざまな骨に種々の変化が高頻度に出現するが,脊椎骨にもsco-liosis,scallopingや椎間孔の拡大などの変化がみられる3,5,9).今回,四肢のしびれ,両下肢の腱反射の亢進を認めた患者を検討したところ,von Recklinghausen病に伴った頸椎のdural ectasiaと判明した1例を経験したので,ここにその神経放射線学的所見を中心に報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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