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研究
CT-controlled stereotactic operationによる高血圧性脳内血腫除去術—その2:視床ならびに大脳基底核部の小血腫除去例
著者: 七條文雄1 松本圭蔵1
所属機関: 1徳島大学脳神経外科
ページ範囲:P.945 - P.952
文献購入ページに移動われわれは最近,CT(computed tomography)装置に松本式定位脳手術装置を組み込み,術中CT scanを行って得られた画像から直接立体座標を得て,穿刺針の方向を修正し,またその深さを求めて,意図する手術目標点に達するという,いわば,"CT-controlled stereotactic operation"とでもいうべき手術法を考案した.このための手術の理論と手術術式については前編で報告した12).これにひきつづき,本稿では,この手術を実際に行った9例の視床および大脳基底核部の小血腫例について,その臨床経験を報告するとともに,このような小血腫の手術適応,手術時期,機能予後などについて若干の検討と見解を加え報告する.
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