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研究
慢性硬膜下血腫術後再発例の対策—Ommaya tube設置法
著者: 古賀久伸13 堤健二1 宮崎隆義2 宮崎久彌2
所属機関: 1公立みつぎ総合病院脳神経外科 2宮崎脳神経外科病院 3現籍 長崎大学脳神経外科
ページ範囲:P.1319 - P.1322
文献購入ページに移動慢性硬膜下血腫に対する穿頭術は開頭術に劣らぬものと評価され,一般に行われている.しかし術後血腫の再貯留をきたすことは稀ではなく,多くは38%という報告もある2,9,13).これに対して外ドレナージを行うなどの対策が試みられているが1,2,4,8,12),いずれも充分とはいい難い.
われわれは穿頭血腫除去後にOmmaya tube(以下OT)を設置することにより良好な成績を得たので報告し,考察を加える.
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