文献詳細
文献概要
症例
蝶形骨洞骨腫の2例
著者: 新居康夫1 森信太郎1 中川秀光1 瀧琢有1 永谷雅昭2
所属機関: 1大阪府立成人病センター脳神経外科 2大阪大学脳神経外科
ページ範囲:P.1499 - P.1503
文献購入ページに移動骨腫(osteoma)は頭蓋骨および顔面骨に好発する病変で,副鼻腔の中では前頭洞に最も多い,しかし,蝶形骨洞発生例は極めて少なく,これまでに16例の報告をみるにすぎず,このうち組織学的に証明されたものは2例だけである,最近われわれは,蝶形骨洞に発生した骨腫の2手術例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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