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症例
高PRL血症を呈したMale cystic pituitary adenoma—Male prolactinoma 6例の検討
著者: 八塚如1 北島具秀1 田口芳雄1 坂井春男1 中村紀夫1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学脳神経外科
ページ範囲:P.1601 - P.1605
文献購入ページに移動血中prolactin(以後PRL)値のradioimmuno—assayの確立とともに,それまでのいわゆるnon-functioning chromophobe adenoma と称されていたもののうち,血中PRL値の高値例が少なくとも30%を占めることが判明した15).しかもprolactinoma(以後PRLoma)は女性例の報告が多く男性例は稀とされていた.しかし,最近血中PRL値の測定が容易となり男性例の報告も散見されるようになった10).
今回,高PRL血症を呈したmale cystic pi—tuitary adenomaを経験したので,当科で現在まで経験したmale prolactinoma 5例とともに呈示し文献的に考察する.
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