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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科14巻3号

1986年03月発行

文献概要

症例

Rathke's cleft cystを伴った下垂体腺腫の1例

著者: 日山博文1 久保長生1 谷藤誠司1 加川瑞夫1 喜多村孝一1

所属機関: 1東京女子医科大学脳神経センター脳神経外科

ページ範囲:P.435 - P.440

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I.はじめに
 Rathke's cleft cystは正常下垂体にも存在し無症状のものが剖検例で13-22%にみられるとされている15,16).近年,症候性のRathke's cleft cystの報告が増え,現在までに約50例の報告がある20,23).しかし,Rathke'scleft cystと下垂体腺腫の合併例は,われわれが文献上検索した限りでは過去5例の報告がみられるのみである2,4,11,17,21).最近われわれはRathke's cleft cystと下垂体腺腫の合併例を経験したので,文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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