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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科14巻4号

1986年03月発行

文献概要

症例

硬膜外進展をきたしたIntramedullary schwannoma

著者: 丸木親1 伊藤昌徳1 住江寛俊2 佐藤潔1 石井昌三1

所属機関: 1順天堂大学脳神経外科 2順天堂大学放射線科

ページ範囲:P.579 - P.584

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I.はじめに
 脊髄髄内神経鞘腫は稀で,現在までにわれわれの渉猟し得た限りでは23例の報告が認められるのみである.今回われわれはTh6以下の脊髄横断症状を示し,ミエログラフィー,ミエロCTにて脊髄空洞症と思われた症例にNMR検査を施行し,これによりTh7-8の髄内腫瘍と診断,手術的に全摘し良好な結果を得た胸髄髄内神経鞘腫の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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