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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科14巻5号

1986年04月発行

文献概要

研究

TIA 93症例の長期Follow-up成績について

著者: 佐藤健吾12 金子満雄1 田中敬生1 村木正明1 川原信隆1

所属機関: 1県西部浜松医療センター脳神経外科 2現籍 藤枝市立志太総合病院脳神経外科

ページ範囲:P.621 - P.625

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I.はじめに
 TIAは,脳梗塞発症の警告徴候として重視されているが,TIAを呈した患者のうちどれ位の頻度で脳梗塞が発生するのかについては,各報告者1,6,8)により,2%未満より60%以上に発症すると,かなりの幅がある.さらに,各治療法別に予後に検討を加えた報告は少ない.
 われわれは1973年当科開設以来.浜松市を中心に脳血管障害の早期治療に当ってきたが,TIAについても,早期入院,検査,治療を実施してきた.今回これらTIAの長期追跡調査を行い,種々の検討を加えたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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