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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科14巻5号

1986年04月発行

文献概要

症例

術後性Spinal cord herniationの1例—メトリザマイドCTによる診断

著者: 水野順一1 中川洋1 岩田金治郎1

所属機関: 1愛知医科大学脳神経外科

ページ範囲:P.681 - P.685

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I.はじめに
 spinal cord herniationの原因は大別して,①先天性13),②外傷性,③術後性に分類されるが,外傷14-16)および手術1, 3, 4)に起因する例は稀であり,また文献的にも数例をみるに過ぎない.spinal cordherniationの術前診断は決して容易ではなく,術中生検で初めて診断された症例も報告されている.
 われわれは最近,頸椎椎弓切除後13年で症状の悪化をみた症例において,メトリザマイドCTを使用してcervical cord herniationを正しく診断し,適切な治療を施した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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