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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科14巻8号

1986年07月発行

文献概要

症例

外頸動脈が内頸動脈に連続移行した内頸動脈起始部欠損症の1例

著者: 西沢茂12 山本清二1 杉浦康仁1 植村研一2

所属機関: 1焼津市立総合病院脳神経外科 2浜松医科大学脳神経外科

ページ範囲:P.1011 - P.1015

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I.はじめに
 内頸動脈欠損症は,1787年Tode10)により剖検例が最初に発表され,1929年Dandyにより血管造影を行った症例が初めて報告された.以来,多くの報告例がみられるようになり,その発生学,血管造影所見について詳しく論じられている.内頸動脈欠損症の脳動脈血行路は,さまざまな型をとりうるものであるが,今回われわれは文献上極めて稀な動脈血行路を持った内頸動脈欠損症の1例を経験したので,発生学的観点から考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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