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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科14巻8号

1986年07月発行

文献概要

症例

Raimondi腹側管の再度離断例—断端破面の走査電顕所見について

著者: 坂本哲也1 小島寿志1 二渡克弥1 古和田正悦1

所属機関: 1秋田大学脳神経外科

ページ範囲:P.1039 - P.1042

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I.はじめに
 本来,Raimondi腹側管は管の屈曲による短絡術後の合併症を防止するために考案されたものであるが,この腹側管による腹腟内臓器穿通例および離断例が報告されている1,4,5,7).最近,Raimondi腹側管の離断を再度繰り返した症例を経験し,その離断スプリングワイヤーの断端破面を走査電顕で2回にわたり観察する機会があったので,離断の機序について若干の考察を行い報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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