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症例
鎖骨下動脈狭窄症に対する経皮的血管拡張術
著者: 窪倉孝道1 磯野理1 西村敏彦1 坪根亨治1 小山誠剛1
所属機関: 1汐田病院脳血管障害センター
ページ範囲:P.1127 - P.1132
文献購入ページに移動1964年DotterとJudkins8)によって導入されたper—culaneous translumianl angioplasty(以下PTAと略す)の技術は,1974年Grüntzig14)のdilatation ballooncatheterの考案により種々の末梢動脈に応用され飛躍的な発展をとげてきたが.brachiocephalic arteriesに対する応用はいまだ日も浅く症例数も少ない現状にある.
われわれはsubclavian steal症候群を呈した左鎖骨下動脈狭窄症患者に対してPTAを施行し,短いfollow—up期間ではあるが良好な結果を得たので,文献的考察を加えて報告する.
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