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症例
Lymphoid adenohypophysitis—CT上自然消失したトルコ鞍部腫瘍の2例を中心にして
著者: 織田祥史1 上條純成1 姜裕1
所属機関: 1大津赤十字病院脳神経外科
ページ範囲:P.1155 - P.1159
文献購入ページに移動臨床上,反復する頭痛と発熱を主訴として来院し,視野欠損あるいは,下垂体ホルモン低下と,CT scanでトルコ鞍部腫瘍が証明されたが,経過観察中にCT上腫瘍陰影の消失した2女性例を経験し,またIgAの著増を伴う免疫異常とトルコ鞍部腫瘍を合併した例を経験したので,本症例の発生機序についての文献的考察を加えて報告する.
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