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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科15巻1号

1987年01月発行

文献概要

症例

脳下垂体腺腫のBromocriptine療法に対するTamoxifenの影響

著者: 山下正文12 平川俊彦1 田代賀比古1 松田年浩1 岐部道広1 福島武雄1 朝長正道1

所属機関: 1福岡大学脳神経外科 2中津脳神経外科病院

ページ範囲:P.65 - P.72

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I.はじめに
 bromocriptineのヒト下垂体腫瘍,特に機能性下垂体腺腫への効果が評価されつつある2)が,bromocripitneでは充分な効果の得られない例もあり改善の余地が残されている49,51,52).Völkerら48),Lambertら24,25)はbromocriptineにtamoxifen(estrogen receptor bioc—ker)を併用しprolactin(PRL)やgrowth hormone(GH)分泌抑制増強を認めた.われわれは2例の下垂体腺腫でbromocriptineとtamoxifen併用を試み,すぐれた効果が得られたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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