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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科15巻11号

1987年11月発行

文献概要

研究

下垂体腺腫に対する経蝶形骨洞法再手術

著者: 橋本信夫1 山上達人1 小島正行1 米川泰弘12

所属機関: 1京都大学脳神経外科 2現籍 国立循環器病センター脳神経外科

ページ範囲:P.1199 - P.1204

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I.はじめに
 脳下垂体腺腫に対する経蝶形骨洞法の手術法についてはそのvariationを含め多くのすぐれた著述がなされているが3-5,7,9,12,13),その再手術に関する手術法の詳しい記載は少ない10).再手術は鼻粘膜などの損傷の可能性が高いことと,正常解剖の同定が難しいことなどに加えて,その有効性が低いなどと難しい点が多い11).経蝶形骨洞法再手術の経験のなかから,再手術時の問題点およびそれらの対策などについて検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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