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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科15巻2号

1987年02月発行

文献概要

症例

脊髄硬膜外に発生した骨髄外性形質細胞腫の1症例

著者: 加藤功14 中川翼1 澤村豊1 今村博幸1 永島雅文1 樋口晶文2 髭修平2 鈴木知勝3

所属機関: 1釧路労災病院脳神経外科 2釧路労災病院内科 3釧路赤十字病院病理検査部 4現籍 北海道大学脳神経外科

ページ範囲:P.213 - P.218

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I.はじめに
 形質細胞腫は,通常,骨髄内増殖を示し,多くは骨梁・骨皮質の吸収を伴う骨髄内腫瘍結節を形成する.しかし,骨髄外腫瘤形成を示すこともある.今回,われわれは,骨変化を伴わず,胸髄硬膜外に腫瘤形成を呈した形質細胞腫という極めて稀な症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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