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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科15巻4号

1987年04月発行

文献概要

症例

Rathke's cleft cystの3例

著者: 石井喬1 山崎達輔1 田中順一2 田中聡3 堀智勝3 村岡浄明4

所属機関: 1鳥取県立中央病院脳神経外科 2鳥取大学脳神経病理 3鳥取大学脳神経外科 4国立浜田病院脳神経外科

ページ範囲:P.451 - P.456

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I.はじめに
 symptomatic Rathke's cleft cystは稀な疾患とされ,Steinberg24)によると1982年までに63例が報告されているにすぎない.その後,本症に対する認識の高まりと診断法の進歩により報告例が増加し1,2,6,19,22,25,26,28)従来いわれているほど稀ではなく,下垂体疾患の中で重要な位置を占めるようになった2)
 今回われわれは本症の3症例を経験したので,自験例の特徴を中心に文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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