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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科15巻4号

1987年04月発行

文献概要

症例

Cerebellar neuroblastomaの1例

著者: 伊林範裕1 上田聖2 内堀幹夫1 平川公義1

所属機関: 1京都府立医科大学脳神経外科 2社会保険神戸中央病院

ページ範囲:P.459 - P.463

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 I.はじめに
 medulloblastomaは小児の後頭蓋窩腫瘍の代表的腫瘍であり,腫瘍発生および組織学的分化の観点より興味深い腫瘍である.最近の免疫組織化学の進歩によりmedulloblastomaのneuronal differentiationに関する検討が行われており,いわゆるcerebellar neuroblastomaとの移行関係が推測されている.
 一方,cerebellar neuroblastomaは,平野21,Shin8)らが電顕的にそのニューロン的性格を報告して以来,臨床面,病理組織像からも注目されている腫瘍であるが,いまだ症例は少なく,特に免疫組織化学的所見の報告は稀である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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