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研究
脊髄動静脈奇形に対するSpinal dynamic CTの応用
著者: 宮本享1 菊池晴彦1 唐澤淳2 永田泉1 宍戸尚2 内藤博昭3 今北哲3 坂下善治3
所属機関: 1京都大学脳神経外科 2大阪脳神経外科病院脳神経外科 3国立循環器病センター放射線科
ページ範囲:P.523 - P.529
文献購入ページに移動脊髄動静脈奇形の診断には1960年代後半に発達した選択的脊髄血管造影が主に用いられてきた.本症の診断や治療にCTを利用した報告も散見されるが,いずれも症例数に限りがあり,いまだ系統的な検討はなされていない1,4,6,7).今回われわれは造影剤をbolus injectionすることによりdynamic CTを行い,脊髄動静脈奇形の三次元的imageを作成し検討したので以下に報告する.
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