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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科15巻7号

1987年07月発行

文献概要

研究

脳血管外科におけるTranscranial Dopplerの有用性について

著者: 森竹浩三1 米川泰弘13 長澤史朗1 金子隆昭12 半田肇12

所属機関: 1京都大学脳神経外科 2現籍 浜松労災病院 3現籍 国立循環器病センター脳神経外科

ページ範囲:P.709 - P.715

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I.はじめに
 従来より頭蓋は超音波の頭蓋内への侵入を阻み超音波診断の"壁"となっていた.しかし最近になり,経皮・経頭蓋的に頭蓋内主要血管の血流が直接検出できる超音波ドプラ装置が開発され,すでに臨床応用の報告も散見される1,2,6).脳血管外科的治療に際し血流動態検査法として,この経頭蓋的超音波ドプラ血流計測(transcranialDoppler sonography)の有用性を検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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