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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科15巻7号

1987年07月発行

文献概要

症例

動脈瘤増大によりWeber症候群,閉塞性水頭症を呈した1症例

著者: 山中千恵13 木矢克造1 広畑泰三1 吉本尚規2 梶原四郎3 魚住徹3

所属機関: 1双三中央病院脳神経外科 2松江赤十字病院脳神経外科 3広島大学脳神経外科

ページ範囲:P.779 - P.783

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I.はじめに
 脳動脈瘤が大きい場合,mass lesionとして圧迫症状を示すことがあるが,その自然経過については余り知られていない.今回著者らは,くも膜下出血にて発症した多発脳動脈瘤で,未破裂未処理であった動脈瘤が増大してWeber症候群と閉塞性水頭症をきたし,動脈瘤は完全血栓化した症例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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