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症例
側脳室内腫瘍の術後脳浮腫
著者: 柴田尚武1 福嶋政昭1 陣内敬文1 森和夫1
所属機関: 1長崎大学脳神経外科
ページ範囲:P.791 - P.795
文献購入ページに移動1974年から1985年までに長崎大学脳神経外科では16例の側脳室内腫瘍を経験したが,手術法は原則として中側頭回切開法や頭頂・後頭葉切開法を採用している.
脳室内腫瘍は症状が出現しにくい脳室内に進展するため,診断確定時には腫瘍が巨大化している場合が多い.computed tomography(CT)導入(当院では1977年)後には,症状が軽微な小腫瘍の段階で診断される例が増加しつつあるが,やはり大きな腫瘍例が多い.CT導入後の脳室内腫瘍7例中5例が大きな腫瘍であった.
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