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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科15巻8号

1987年08月発行

文献概要

集中連載 MRI診断・5

脊椎,脊髄疾患のMRI診断・1

著者: 松岡勇二郎1 吉川宏起1 町田徹1 飯尾正宏1

所属機関: 1東京大学放射線科

ページ範囲:P.813 - P.818

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I.はじめに
 脊椎および脊髄は縦に細長く呼吸や心拍動の影響が少ないので,MRIのよい適応である.
 受信コイルは主に表面コイルが用いられる.有効視野径は15cmで,空間分解能は1mmである.上頸部のみなら頭部用コイルでも可能である.表面コイルを用いるとコイルに近い部位(皮下組織,脊柱起立筋など)はやや白くなり,信号強度にむらができるが,高い信号・雑音比(SNR)が得られるため,脊椎,脊髄あたりの空間分解能は躯幹用コイルよりすぐれる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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