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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科15巻9号

1987年09月発行

文献概要

症例

総頸動脈狭窄例に対する大伏在静脈を用いた鎖骨下動脈—外頸動脈バイパス術の1例

著者: 村上成之1 阿部俊昭1 山口由太郎12 池内聡1 中村紀夫1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学脳神経外科 2現籍 自治医科大学脳神経外科

ページ範囲:P.977 - P.981

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I.はじめに
 総頸動脈閉塞性病変に対する外科的治療法4,7,9)は,その位置と広がり,解剖学的状況に応じて種々の方法が選択される.血栓内膜切除術を中心とした直達手術に加え,顕微鏡を用いた各種バイパス手術の頻度も増加しつつある.最近,われわれは総頸動脈起始部狭窄例に対し大伏在静脈移植による鎖骨下動脈外頸動脈バイパス術を行い,良好な結果を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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