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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科15巻9号

1987年09月発行

文献概要

症例

Digital video subtraction systemによる髄液鼻漏の局在診断

著者: 高橋立夫1 六鹿直視2 青木俊樹2 半田隆2

所属機関: 1名古屋大学脳神経外科 2半田市立病院脳神経外科

ページ範囲:P.1005 - P.1009

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I.はじめに
 髄液漏の局在診断法はmetrizamide CT cisternography2,4,11,14)が多く使用されるようになり進歩したが,しかしながらCTでは短時間の静的画像で判断するにすぎず,直接に髄液が漏れでる動的な様子を連続して観察することができない.そこでわれわれは初めての試みとして,digital video subtraction systemを使用し少量の造影剤を頭蓋底の脳槽内へ注入し,髄液鼻漏の患者の漏孔を直接確認することができたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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