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症例
頭蓋内主幹動脈閉塞急性期症例に対するウロキナーゼ動注療法の試み
著者: 佐藤浩一13 岩野健造2 上田伸3 松本圭蔵3
所属機関: 1国立善通寺病院脳神経外科 2国立善通寺病院循環器内科 3徳島大学脳神経外科
ページ範囲:P.67 - P.72
文献購入ページに移動閉塞性脳血管障害急性期症例に対して行われているUrokinaseを用いた線溶療法は,その効果について明確な評価を得ていない2-4,7).一方,心筋梗塞急性期症例に対する冠動脈内Urokinase注入療法(percutaneous trans—luminal coronary recanalization:以下PTCR)は閉塞血管の55-88%を再開通させ,着実に効果を上げつつある6).われわれは最近,頭蓋内主幹動脈閉塞急性期3症例に対し,Urokinase動脈内注入療法を試み,2例に著効を得たので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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