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学会発表のあり方について—脳神経外科における論争点と最前線に関する国際シンポジウム
著者: 畠中坦1
所属機関: 1帝京大学脳神経外科
ページ範囲:P.1123 - P.1124
文献購入ページに移動 昨年9月2〜4日,マドリッドでlnternational Symposium on the Controversiesand Frontiers in Neurosurgeryが開催された.会はいわば非公開であり,予め主催者側が指名招待した者ばかり出席するのだが,参会費も徴収せずに三日間ご馳走になるという大変結構な会である.日本からは5名ほど招かれて実際には鈴木二郎先生の代理の方と私とが出席した.私は第一回にも招かれたが出席できず,今回は幹事のDr.James Ausmanからの電話があったので出席した.招かれたのは75名でうち49名が出席した.現地の当番大学の若手はこぞって傍聴に来ていた.出席者の顔触れは,日本のいろいろな学会や研究会のたびに招待される第一線の,SamiiとかDolencのような脳外科医達だと思えば間違いない.この連中と自由・対等に議論ができるためには自らclosed sessionとなるのは不思議ではない.
予め決められた演者が登壇することもなく,スライドを使うことも許さないのだから,一般の国際政治・経済のコンファレンスのようなスタイルでの議事運営である.座長の腕一つで一つの議題が決着がつかねば次のに移らない.
予め決められた演者が登壇することもなく,スライドを使うことも許さないのだから,一般の国際政治・経済のコンファレンスのようなスタイルでの議事運営である.座長の腕一つで一つの議題が決着がつかねば次のに移らない.
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