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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科16巻10号

1988年09月発行

文献概要

症例

脳梗塞及びクモ膜下出血を呈した脳主幹動脈のdolichoectasiaの1症例

著者: 黒田敏1 中川翼1 北岡憲一1 飛騨一利1 北川道生1 宮城島拓人2 館山美樹3

所属機関: 1釧路労災病院脳神経外科 2釧路労災病院内科 3釧路労災病院病理

ページ範囲:P.1187 - P.1192

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I.はじめに
 脳主幹動脈のdolichoectasiaは、一般に脳虚血症状,または頭蓋内占拠性症状で発症することが多く2,3,5-7,14),その破裂によるクモ膜下出血は少ないとされている1,2,6,14).今回,われわれは本症と診断されてから4年後に脳梗塞を呈し,直後にクモ膜下出血にて不慮の転帰をとった症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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