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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科16巻12号

1988年11月発行

文献概要

研究

髄外発育を示した脊髄髄内腫瘍の検討

著者: 石川達哉1 岩崎喜信1 井須豊彦1 秋野実1 小柳泉1 飛騨一利1 阿部弘1 宮坂和男2 阿部悟2

所属機関: 1北海道大学脳神経外科 2北海道大学放射線科

ページ範囲:P.1339 - P.1345

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I.はじめに
 脊髄髄内腫瘍はその放射線学的特徴として,紡錘状の脊髄腫大像を呈することが知られている6)が,中には髄外発育を呈し,あたかも脊髄硬膜内髄外腫瘍の如き放射線学的特徴を示す場合がある.われわれは昭和56年以来過去5年間に22例の脊髄髄内腫瘍を経験したが,うち5例23%に腫瘍の髄外発育を認めたので,その臨床症状・神経放射線学的特徴につき検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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