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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科16巻12号

1988年11月発行

文献概要

症例

Radial Artery Graftによるバイパス術の検討—内頸動脈瘤の2例

著者: 柿崎俊雄1 森本哲也1 榊寿右1 平松謙一郎1 角田茂1 京井喜久男1 内海庄三郎1 乾松司2 竹村潔2

所属機関: 1奈良県立医科大学脳神経外科 2国立奈良病院脳神経外科

ページ範囲:P.1423 - P.1428

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I.はじめに
 Neck clippingが困難な内頸動脈瘤に対する根治術として,時にtrappingが行われているが,いかに脳虚血.を最小限に食い止めるかが予後を左右する最大の因子であろう,われわれは,このようなtrapping時のEC-ICbypassに際し,radial artery graftを用いて良好な結果を得たので,その2症例を呈示する.また,従来からの浅側頭動脈(STA),saphenous vein graftと対比し,ra—dial artery graftの特徴と今後の応用についても検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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