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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科16巻13号

1988年12月発行

文献概要

症例

MRIで髄内に病変を認めた頸髄損傷の1例—MRIの経時的所見を中心に

著者: 飯田隆昭1 中村勉1 飯塚秀明1 角家暁1 佐藤秀次2 伊東正太郎2

所属機関: 1金沢医科大学脳神経外科 2金沢脳神経外科病院

ページ範囲:P.1501 - P.1504

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I.はじめに
 近年,脊髄髄内病変の画像診断にMRIが威力を発揮することが知られ,脊髄損傷に対してもその有用性が強調されている.すでに急性期脊髄損傷のMRI所見については実験例3,5),臨床例各々8-11)の報告がある.しかし損傷脊髄の変化をMRIで経時的に検討した報告は未だ少ない.著者らは,受傷直後より8カ月にわたってMRI所見の変化を観察できた頸髄損傷の1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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