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症例
MRIで髄内に病変を認めた頸髄損傷の1例—MRIの経時的所見を中心に
著者: 飯田隆昭1 中村勉1 飯塚秀明1 角家暁1 佐藤秀次2 伊東正太郎2
所属機関: 1金沢医科大学脳神経外科 2金沢脳神経外科病院
ページ範囲:P.1501 - P.1504
文献購入ページに移動近年,脊髄髄内病変の画像診断にMRIが威力を発揮することが知られ,脊髄損傷に対してもその有用性が強調されている.すでに急性期脊髄損傷のMRI所見については実験例3,5),臨床例各々8-11)の報告がある.しかし損傷脊髄の変化をMRIで経時的に検討した報告は未だ少ない.著者らは,受傷直後より8カ月にわたってMRI所見の変化を観察できた頸髄損傷の1例を経験したので報告する.
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