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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科16巻13号

1988年12月発行

文献概要

症例

大後頭孔前半部腫瘍の摘出手術—Lateral Approachの経験

著者: 長谷川洋1 尾藤昭二1 小橋二郎1 平賀章壽1 樋口真秀1

所属機関: 1大阪厚生年金病院脳神経外科

ページ範囲:P.1517 - P.1520

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I.はじめに
 大後頭孔部の延髄や脊髄の前方に位置する腫瘍に対してposterior approachが一般に用いられている.この場合,延髄や脊髄が前方の腫瘍に覆い被さり,直視下に摘出することが困難である.このためにanteriorapproachが時として用いられるが後に述べる種々の欠点のため一般的ではない2).一方この部位の腫瘍に対して真横から到達するlateral approachに関してはあまり記載がない6).われわれは最近この方法を用いて2例の大後頭孔前半部腫瘍を摘出したのでその経験を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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