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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科16巻2号

1988年02月発行

文献概要

研究

脳腫瘍のCT-guided stereotaxic biopsy104例の経験

著者: 新妻博1 中里信和1 城倉英史1 大槻泰介1 片倉隆一1 鈴木二郎1

所属機関: 1東北大学脳研脳神経外科

ページ範囲:P.141 - P.146

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I.はじめに
 CT-guided stereotaxic systemの登場により,CTで描出されるものであれば,脳内のほぼどの部位に存在するものでも,これに正確にアプローチすることが可能となった5-7)
 われわれはこれまでの約4年間に104例の脳腫瘍が疑われた症例に対してCT-guided stereotaxic systemを用いてneedle biopsyを行ってきた.needle biopsyは本来sampling methodであり,viable tumor cellsが均等に分布している場合には最適の方法であるが,不均一な腫瘍に対してbiopsyを試みる場合にはかなり問題がある.しかし,この点を十分に認識した上で行うのであれば,本法の正確性,低侵襲性は非常に有用であると考えられたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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