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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科16巻3号

1988年03月発行

文献概要

研究

硬膜外血腫120例の臨床的検討

著者: 杉浦誠12 的場愛子1 森伸彦1 喜多村孝一1

所属機関: 1東京女子医科大学脳神経センター脳神経外科 2現籍 至誠会第二病院脳神経外科

ページ範囲:P.259 - P.265

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はじめに
 硬膜外血腫は,重症頭部外傷の中でも急性期に外科的処置を必要とし,かつ手術のタイミングが予後に大きな影響を与える病態であるが,その死亡率は20%を超えるとする報告が多い4,7,12,14).一方,古い文献ではあるが,Hooper7)やMckissock14)は硬膜外血腫の死亡率は10%が納得しうる数値であると述べている.著者らは,硬膜外血腫の転帰不良例を中心に臨床所見,CT所見などから予後を左右する因子に検討を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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