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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科16巻3号

1988年03月発行

文献概要

症例

頸静脈孔近傍神経鞘腫の4例

著者: 城山雄二郎1 阿美古征生1 青木秀夫1 井上信一12 津波満13

所属機関: 1山口大学脳神経外科 2現 山口労災病院脳神経外科 3現 小倉記念病院脳神経外科

ページ範囲:P.313 - P.319

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I.はじめに
 脳神経から発生する頭蓋内神経鞘腫は全脳腫瘍の約8%を占め,聴神経に発生する頻度が圧倒的に高い.そのほか三叉神経,迷走神経,舌咽神経,副神経,舌下神経などにもみられるが,かなり稀である.そして,頸静脈孔近傍の神経鞘腫はその解剖学的部位,症状の多彩さ,頻度の少なさより,やや発見が遅れがちである.今回われわれは頸静脈孔近傍神経鞘腫についての検討を行い,自験例4例を報告し,特に臨床症状につき若干の文献的考察を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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