文献詳細
文献概要
解剖を中心とした脳神経手術手技
巨大脳動脈瘤の手術
著者: 鈴木二郎1 藤原悟1
所属機関: 1東北大学脳研脳神経外科
ページ範囲:P.341 - P.350
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巨大脳動脈瘤(最大径25mm以上,以下GA)の治療は脳神経外科領域のなかでも最も困難なもののひとつで,ことに直達手術(direct surgery)は種々のdiagnostictechniqueやmicrosurgeryの発達した今日においても,その手術成績は思わしくなく,保存的療法を余儀なくさせられる場合が多い.
一方,最近balloon techniqueやbypass surgeryの応用により,必ずしも直達手術によらなくてもかなり良好な治療成績を期待しうるまでになっている.
巨大脳動脈瘤(最大径25mm以上,以下GA)の治療は脳神経外科領域のなかでも最も困難なもののひとつで,ことに直達手術(direct surgery)は種々のdiagnostictechniqueやmicrosurgeryの発達した今日においても,その手術成績は思わしくなく,保存的療法を余儀なくさせられる場合が多い.
一方,最近balloon techniqueやbypass surgeryの応用により,必ずしも直達手術によらなくてもかなり良好な治療成績を期待しうるまでになっている.
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