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症例
新生児Optic gliomaの2例
著者: 安藤彰1 大熊洋揮1 蛯名国彦1 鈴木重晴1
所属機関: 1弘前大学脳神経外科
ページ範囲:P.429 - P.433
文献購入ページに移動新生児期に発症する脳腫瘍は,先天性の色彩が濃く,性格についてもいまだ一致した見解を見出していないが,小児脳神経外科学,小児神経学の発達およびCTscanの普及に伴って,近年次第に報告例が増加している.しかし脳腫瘍全体の中に占める割合は,現在のところ例外的といえるほど少ない5,6,13).最近著者らはそのなかでも稀と考えられる生後2カ月以内の新生児期に発症したoptic gliomaの2症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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